■ ID | 937 |
■ 種類 | 総説・解説 |
■ タイトル | 最終処分場の現場調査(その4) 非破壊診断による処分場内部保有水分布の評価 |
■ 著者 | 磯部友護
埼玉県環境科学国際センター 香村一夫 早稲田大学理工学術院 |
■ 出版元 | (財)日本環境衛生センター |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 生活と環境、Vol.53、No.2、73-77、2008 |
■ 抄録・要旨 | 廃棄物最終処分場が持つ環境汚染ポテンシャルを評価するための、あるいは跡地利用における環境安全性を評価するための、処分場の安定化モニタリングの必要性や重要性は高い。本稿では、非破壊的診断手法である比抵抗探査の概要や、処分場におけるいくつかの調査事例を紹介し、安定化モニタリングにおける比抵抗探査の必要性や重要性について述べた。処分場で比抵抗探査を実施する場合の留意点として、処分場の持つ様々な情報を比抵抗探査結果のリファレンスデータとして利用することが重要である。比抵抗探査によるモニタリングと観測井の内部水や内部ガスのモニタリングを併用した結果、処分場内部の変動を把握できることが示唆された。今後、ボーリングコアの物理・化学分析や室内模擬実験に加え、数値シミュレーションや解析手法の検討を行うことにより、探査結果の解釈精度をより向上させられると考えられた。 |
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